土地探しで押さえておきたいポイント

マイホームを建てる際に、土地探しからスタートする方も多くいらっしゃいます。場所や広さなど1つとして同じ土地はありません。そのため、いくら探してもまだ良いところが見つかりそうな気がして、なかなか決められずに悩むこともあると思います。ポイントを押さえておけば、無駄な時間を費やすこともありません。

エリアは土地を探す上でとても重要なポイントになってきます。希望する条件は一人ひとり異なります。家族構成によって条件が異なる場合もあります。例えば、小さなお子さんがいらっしゃるご家族であれば、小学校や中学校などから近いエリアや住みやすい環境が整ったエリアが理想になると思います。どの条件に重点を置くのかでエリアも決めやすくなってきます。

住宅の構造や基礎がしっかりしていても地盤が悪ければ不動沈下などを起こし、住宅が傾いてしまうことが考えられます。傾くことでドアの開閉がしにくくなったり、外壁にひび割れができたりと安心して暮らせるとは言えない状態になってしまいます。住宅によっても寿命は異なりますが、一般的に十数年は住めるようになっています。しかし、地盤が悪いと寿命は縮んでしまいます。長く住むためにもマイホームを建てる際は、しっかりと地盤調査することをおすすめします。

住宅を建てる際には、用途地域を確認しなければなりません。用途地域は、「都市計画法」という都市の健全な発展等を目的とする法律によって、地域における建物の用途に一定の制限を行う地域のことを言います。つまり、せっかく土地を購入したにも関わらず、住宅が建てられないということもあり得るのです。不動産会社で住宅用として扱われているものならば安心して土地を購入できますが、こういった知識を身につけておいて損はないと思います。